公開日:2020/10/07

水道管が凍結した!大家にできる対策方法はある?

冬になると増える、水道管の凍結や破裂。
寒冷地に賃貸物件をもつ大家様は、水道管凍結のトラブルに遭遇した経験があることでしょう。

果たして、水道管の凍結は防ぐことができるのでしょうか?
今回は、水道管が凍結したときの対処方法や対策方法をご紹介していきます。

今回のお悩み:アパートの水道管凍結を防止するには何をしたら良い?

マイナス4℃になると水道管が凍結すると聞いたのですが、本当でしょうか…?
修理費をかけたくないので、何か対策しておきたいです。

寒冷地では、冬の水道管凍結はよくあることです。
凍結が進むと水道管が破裂し、修理が必要になりますので、しっかり対策しておきたいところです。
以下では水道管が凍結しやすい条件や凍結防止法、凍結したときの対処法をご説明していきます。

水道管が凍結しやすい条件

水道管は、以下のような条件の時に凍結しやすくなります。

  • 外気温がマイナス4℃以下のとき
  • 水道を長期間使わないとき
  • 水道管がむき出しになっている
  • 水道管が風当たりの強い場所に設置されている
  • 水道管が戸外や北側、日影に設置されている

水道管の凍結防止法①水を流しっぱなしにする

水道がずっと使われていないと水道管が凍結しやすくなってしまいますので、就寝前などは水をちょろちょろ出しておくと良いでしょう。

水道管のなかに水が流れていれば凍結しにくくなりますので、「ちょろちょろ出し」は凍結防止に効果的です。

大量の水を流しっぱなしにすると水道代がかかってしまいますし、水量が少なすぎても蛇口に氷柱ができてしまいます。目安として、鉛筆の芯ほどの太さの水を流しっぱなしにするようにしてください。
なお、お湯を出しっぱなしにすると光熱費が跳ね上がりますし、ガスの安全装置が作動してしまうこともあるので、必ず水を流しっぱなしにしてください。

水道管の凍結防止法②水抜きする

長期間家を留守にする場合や、部屋が空き室の場合には、「水抜き」が最も効果的な防止法です。
使っていない水道に水が残っていると、中の水が凍って水道管が破裂や破損する恐れがありますので、水道管の中の水を空っぽにしておけば凍結防止になるのです。

水道やボイラー、給湯器、洗濯機などには止水栓が付いているので、止水栓を閉めて水抜きしてください。

水抜きの方法を知らない方もいらっしゃいますので、大家様は入居者にしっかりと説明しておきましょう。

水道管の凍結防止法③水道管を保温する

むき出しになっている水道管は、発泡スチロール製の保温材やタオルなどで保温してください。
メーターボックス内も保湿剤やタオルなどを入れておくと良いでしょう。

水道管の破裂は保険の対象になる?

水道管凍結の対策をしていても、残念ながら水道管が凍結、破裂してしまうことはあります。
アパートのような賃貸住宅では、室内の水道管凍結、破損の修理費用は基本的に入居者が負担することになりますが、水道管凍結の防止策を説明していないと大家様が修理費用を負担しなければならなくなるケースもあるため、注意しましょう。

水道管破裂の修理費用はおよそ3万円と、決して安くはない金額です。
水道管凍結による破裂も火災保険が適用されることがあるため、大家様はまず保険の内容を確認してください。

保険会社によっては「水道管凍結修理費用保険金」という特約を用意していることがあります。

水道管が凍結・破裂した時の対処方法は?

ぬるま湯をかける

水道管が凍結したら、配管にタオルなどを巻き付け、50℃程のぬるま湯をゆっくり掛けてください。

急に熱湯をかけると熱膨張で破裂してしまう恐れがありますので、必ずぬるま湯で時間をかけて溶かすようにしましょう。

ぬるま湯のほか、ドライヤーやカイロ、暖房器具などで凍結箇所をゆっくり暖める方法も効果的です。

水抜栓を閉める

水道管が破裂したら水が漏れて床に水が溜まるなど、建物に甚大な被害をもたらします。
そのため、水道管が破裂していることが分かったら、早急に止水栓を閉めて水漏れを防がなくてはなりません。

ハンドルタイプやドライバータイプなど止水栓には様々な種類がありますが、基本的にはレバーを時計回りに閉めれば水が止まるようになっています。
止水栓を閉めた後は、お近くの水道業者に修理依頼してくださいね。

まとめ


今回は水道が凍結した時の対処方法や対策方法をご紹介しました。

アパートの水道管凍結に関しては入居者が責任を負いますので、大家様にできる対策はあまり無いのが現状です。
ただし、入居者に水道管凍結の防止法を説明したり、空き室は水抜きして凍結対策をしたりするなど、できる事はしておくことが大切です。

入居者から水道管凍結、破裂に関して相談された時にすぐ対応できるよう、対処方法を頭に入れておくのはもちろんのこと、ご自身が加入している火災保険は水道管凍結、破損が補償されるか把握しておいてくださいね。

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