3点ユニットバスの分離リフォームで空室対策!!

築古の3点ユニットバス物件で借り手がなかなか見つからない…そんなお悩みを抱えている方は、3点ユニットバスの分離リフォームで空室対策をするのはいかがでしょうか?
今回は3点ユニットバス物件を所有する大家向けに、分離リフォームにかかる費用や注意点をご紹介していきます。
3点ユニットバスの分離リフォームが空室対策になる理由
お風呂とトイレが一緒になっている物件をユニットバスだと思っている方もいらっしゃいますが、ユニットバスとは浴槽や床、天井のつなぎ目部分が一体化されている浴室のことで、床や壁、天井などのパーツを工場で製造し、現地で組み立てて設置しています。
3点ユニットバスは浴室と洗面台、トイレが同じ空間にあるユニットバスを指します。
3点ユニットのお部屋は元々狭く、賃料が低い部屋が多い傾向にあります。賃料の低さは入居者にとって嬉しいことですが、以下のようなデメリットもあります。
3点ユニットバスのデメリット
- お風呂とトイレが同時に使いづらい
- 湿気がこもりやすい
- シャワーカーテンなどにカビが生えやすい
- 湯船に浸かるのに工夫が必要
- トイレットペーパーが濡れやすい
- 床が水浸しになる
いくら賃料が安くても上記のデメリットからバス・トイレ別の物件を希望する方が増えていて、物件選びの際に3点ユニットバスを選択肢から外す方も多いようです。
学生が物件探しをする際、家賃の他に重視するのがバス・トイレ別の物件である事と言われていますが、学生、社会人に関わらずほとんどの方がバス・トイレ別の物件を好むため分離リフォームはどのような物件でも空室対策となります。
3点ユニットバスの分離リフォームの費用相場
3点ユニットバスの分離リフォームには様々な方法がありますが、今回はそのなかでもよく用いられる3つの方法の費用相場をご紹介します。
浴槽とトイレの間に仕切りを入れる場合
浴槽とトイレの間に扉付きの仕切りを入れるリフォーム工事の費用相場は20~30万円です。
費用や工期もそこまでかからないのでお手軽にできますが、仕切りを入れるだけなのでバス・トイレが完全に独立していないような印象を与えるのが難点です。
バス・トイレ分離型のユニットバスに交換する場合
3点ユニットバスをバス・トイレ分離型のユニットバスと交換するリフォーム工事の費用相場は60~80万円です。
トイレを別の場所に設置すると部屋が狭くなってしまう場合に向いている方法ですが、元々3点ユニットバスがあった空間にバス・トイレ分離型のユニットバスを導入するため浴槽が狭くなるデメリットがあります。
トイレと洗面台を別の場所に設置する場合
トイレと洗面台を別の場所に設置するため費用相場は100~180万円と高めで、給排水工事の内容によってはさらに高額になることもあります。
バス・トイレが完全に分けられるので空室対策の効果が期待できますが、トイレと洗面台を別の場所に設置するため、その分部屋が狭くなってしまいます。広めの部屋には向いていますが、ワンルームなどの狭い部屋には不向きでしょう。
3点ユニットバスの分離リフォームをする際の注意事項
長期的に賃貸経営する事が前提
例えば賃料が5万円の部屋に、100万円をかけて3点ユニットバスの分離リフォーム工事を行った場合、かけた費用を取り戻すには単純計算で20ヶ月もかかります。
ご説明してきた通り3点ユニットバスの分離リフォーム工事にかかる費用は大きいため、かけた費用を賃料で取り戻せるかどうかの見極めが重要です。3点ユニットバスの分離リフォーム工事をするには、長期的に賃貸経営する事が前提なことを覚えておきましょう。
分離リフォームができない場合もある
部屋の狭さや排水設備の問題から、思ったような分離リフォーム工事ができない事もあります。例えばワンルームで部屋が狭ければトイレと洗面台を別の場所に設置するリフォームは適していませんし、そもそも水回りの場所を移動できないケースもあるのです。
ただし、当初考えていた分離リフォーム工事ができなくてもシャワールームを作ったり2点ユニットバスにするなど他のリフォームはできる場合がありますので、賃貸物件のリフォームが得意なリフォーム業者へ相談すると良いでしょう。
空室の原因が他にある場合も
3点ユニットバスは確かに空室の原因にはなりますが、他にも空室の原因が潜んでいるかもしれません。
バス・トイレ別の物件が人気なのは事実ですが、家賃が安ければ3点ユニットバスでも入居希望者はいることを忘れてはいけません。
分離リフォーム工事にコストをかけるよりも3点ユニットのまま賃料を少し下げる方が良い場合もありますし、DIYで魅力的な部屋を演出するだけで空室対策になる事もあるのです。
まとめ
入居者はバス・トイレ別の物件を好みますが、3点ユニットバスの分離リフォーム工事には時間も費用もかかります。
分離リフォーム工事が向いていない部屋もありますので、リフォームを考える前には①分離リフォームに適した部屋か②かけた費用を賃料で取り戻せるかどうか③他に空室となる原因はないか、を考えると良いでしょう。
健全な賃貸経営をするには費用対効果を考え、ご自身の物件に最適な空室対策をしましょう。3点ユニットバスの分離リフォーム工事以外の空室対策について知りたい方は、以下の関連記事を参考にしてください。








