不動産の徒歩時間(徒歩所要時間)はどうやって計算すれば良い?

駅から距離が離れている物件は投資対象から外す方もいらっしゃいますが、そういった物件が悪いとは一概には言えません。
というのも、不動産の徒歩所要時間はあるルールに基づいて算出されており、実際の所要時間と異なることもあるためです。
ルールは特別難しいものではないので、誰でも簡単に徒歩所要時間を計算することが可能です。
今回は、不動産の徒歩所要時間の計算方法を学んでいきましょう。
今回のお悩み:徒歩所要時間の求め方を知りたい
購入しようとしている物件があるのですが、駅から結構な距離があります。
物件検索サイトに掲載される徒歩所要時間はどうやって算出しているのでしょうか?
駅から距離が遠いと入居が決まらなさそうで悩んでいます…。
実際の所要時間と入居者募集をかけるときに掲載される徒歩所要時間は違うため、駅から少し遠くても内見の申込が入ったり客付けできたりする可能性はあります。
今回は徒歩所要時間について確認していきましょう。
徒歩所要時間とは
徒歩所要時間とは、駅やバス停などの交通機関施設から物件まで歩いてかかる時間のことです。
不動産広告や賃貸ポータルサイトに掲載されている物件情報では、以下のように「〇〇駅から徒歩〇分」といったように記載されています。これが徒歩所要時間です。
徒歩所要時間を計算するときのルール
徒歩所要時間は大家や不動産会社のさじ加減で決めているわけではなく、「不動産の表示に関する公正競争規約第15条第11号」によって算出基準が定められています。
徒歩所要時間を計算するときのルールには、以下のようなものがあります。
②横断歩道や歩道橋、踏切を経由する必要がある場合には、その距離も含める。
③出発地から目的地まで1番近い敷地部分までの距離を測る。
④道路距離80m=徒歩1分で換算する。
⑤1分未満の端数が生じたときは、1分として算出する。
⑥坂道などで実際に歩く時間が長くなる場合でも、道路距離80mを徒歩1分で換算する。
⑦駅からすぐに物件があるときでも、「駅から徒歩1分」と表示する。
⑧横断歩道や踏切を横断する際の待ち時間は含まない。
徒歩所要時間の求め方
今回は以下の条件を例にして徒歩所要時間を求めてみます。
(例)駅から物件まで、踏切を含み500mの距離
踏切を横断する際の待ち時間は考慮しなくて良いため、
600m÷80m=7.5 となります。
1分未満は切り上げるため、上記の徒歩所要時間は8分になることが分かります。
| 80m以下 | 100m | 200m | 300m | 400m | 500m |
| 徒歩1分 | 徒歩2分 | 徒歩3分 | 徒歩4分 | 徒歩5分 | 徒歩7分 |
| 600m | 700m | 800m | 900m | 1km | 2km |
| 徒歩8分 | 徒歩9分 | 徒歩10分 | 徒歩12分 | 徒歩13分 | 徒歩25分 |
まとめ

今回は、不動産の徒歩所要時間についてご説明しました。
徒歩所要時間を算出する際には「坂道などで実際に歩く時間が長くなる場合でも、道路距離80mを徒歩1分で換算する。」、「横断歩道や踏切を横断する際の待ち時間は含まない。」などのルールがあるため、実際に歩いてかかる時間と差が出ます。
実際に歩く時間よりも徒歩所要時間が長くなることもあれば、短くなることもあります。
また、実際には公園を抜けて目的地へ行けるなど、表記通りでないルートもありますから、不動産を購入する際には現地へ行って自分でも歩いてどれほど時間がかかるのか確認することが大切です。
駅から物件までの距離が離れていても、実際に歩いてみたらそれ程時間がかからない場合もあるため、掘り出し物件を見つけられるかもしれません。








