公開日:2020/03/12 最終更新日:2020/04/24

レンタルスペース投資は儲かる?儲からない?メリットとデメリットを紹介!

インターネットを通じて個人と個人でモノや場所、スキルを貸し借りする「シェアリング・エコノミー」は急拡大し、多くの人が身近に感じるような存在となりました。
例えば、宿泊予約サイトの「Airbnb(エアビーアンドビー)」や配車サービスの「Uber(ウーバー)」もシェアリング・エコノミーのひとつです。

近年注目されているシェアリング・エコノミーには、様々な種類のサービスがあります。
そこで今回は不動産投資家向けに、空きスペースの時間貸しで収益を得る「レンタルスペース投資」のメリット・デメリットや、投資を始める際のポイントをご紹介します。

レンタルスペース投資とは

レンタルスペース投資とは、オフィスビルやマンション、戸建てなどの空いているスペースを時間単位で貸し、その利用料で利益をあげる投資方法です。

近年はシェアリングエコノミービジネスが注目されてきて、駅の近くにコワーキングスペースや貸し会議室を見かけることも多くなりました。
しかし、レンタルスペースの種類はそれだけではありません。レンタルスペースには以下のような種類がありますので、自分に合ったものに投資することができるのです。
 
レンタルスペースの種類

  • 貸し会議室
  • セミナールーム
  • シアタールーム
  • カフェスペース
  • イベントスペース
  • パーティールーム
  • ダンススタジオ
  • キッチンスタジオ
  • 撮影スタジオ

様々な種類のレンタルスペースがあることがお分かりいただけたかと思います。
レンタルスペース投資では基本的に1時間単位でレンタルスペースの利用料を設定するのですが、利用料の相場はレンタルスペースの利用用途や立地、広さなどによって異なります。

また、利用用途によって初期費用や運営方法も異なる点に注意しましょう。
例えば、会議室として貸し出すのであれば椅子やデスク、Wi-Fi導入が必須となる一方、キッチンスタジオとして貸し出す場合には広々としたキッチンやダイニングテーブル、調理器具などを揃える必要があります。

レンタルスペースの利用用途によってメリット・デメリットは少し異なりますが、まずは「レンタルスペース投資」におけるメリット・デメリットをみていきましょう。

レンタルスペース投資のメリット

初期費用が安い

レンタルスペース投資は初期費用が安いため、自己資金が少ない方でも始めやすいことがメリットです。レンタルスペースは居住用に貸し出すわけではありませんので、設備も必要最低限で済むのです。

既に不動産をお持ちの方は必要設備を整えればレンタルスペース投資に参入できますし、不動産を持っていない方でも不動産会社から物件を借りてレンタルスペース経営をすることが可能です。

築年数の影響が少ない

居住用の物件であれば築年数が古いほど物件の価値は下がってしまい需要は薄れますが、レンタルスペースは時間貸しのため借り手はそこまで築年数を気にしません。レンタルスペースを借りる人が重視するのは、築年数よりもレンタルスペースの立地や設備、料金などでしょう。

したがって、レンタルスペースの築年数が古くても、借り手のニーズを満たしていればレンタルスペース投資に影響は出ないと言えます。

レンタルスペース投資のデメリット

収入が不安定

レンタルスペース投資は時間貸しで得る利用料が収益となります。時間貸しのため収益性は高いのですが、単発で貸し出すため収入は不安定になりやすいデメリットがあります。

アパートやマンション経営であれば、入居者が決まったら当分は家賃収入が見込めますが、レンタルスペースの場合は先々の収入が予想できないのです。

立地条件が重視される

レンタルスペースにおいては立地条件が重視されますので、立地が悪いレンタルスペースへ投資することは危険です。
例えば、貸し会議室ならビジネス街に展開しなければ需要がなく、利用者も定着しないでしょう。
貸し会議室を展開するならビジネス街の駅近、パーティールームであれば騒音が迷惑にならないエリア…といったように、レンタルスペースの利用用途に合わせた立地へ投資することが重要です。

管理に手間がかかる

時間貸しという特徴から、レンタルスペースは清掃や顧客対応、予約や売上管理などの管理に手間がかかります。

時間に余裕がある方はご自身で管理することも可能ですが、企業勤めのサラリーマンなど時間に融通が効かない方はご自身での管理は現実的に考えると厳しいものがあります。

代行会社に管理を委託する手もありますが、その分の委託費用が発生するためキャッシュフローがマイナスになるリスクもあります。

レンタルスペース投資の始め方

1. 物件探し

レンタルスペース投資をするためには、まず「貸し出すスペース」を確保する必要があります。
選択肢としては、以下の3つがあります。
①所有物件をレンタルスペースとして活用する
②物件を購入してレンタルスペースとして活用する
③物件を借りてレンタルスペースとして活用する

物件を購入もしくは借りる場合には、レンタルスペースの利用用途に合った立地や間取りを重視することが大切です。

なお、借りた物件でレンタルスペース投資する場合には、貸主にレンタルスペースとして活用して良いか許可を得る必要があるので注意してください。

2.設備の設置

スペース(物件)の確保ができたら、次は借り手が利用したくなるような内装づくりです。
レンタルスペースの利用用途やターゲットによって必要設備は異なりますので、何が必要か考えて設備を揃えましょう。

3.ポータルサイトへの掲載

レンタルスペースがあっても、借りる人がいなければ収益は生まれません。そこで、レンタルスペース専用のポータルサイトを利用して集客します。

掲載するにあたり手数料はかかりますが、レンタルスペースの集客にはポータルサイトへの掲載が必須と言えます。
ポータルサイトによって手数料やコンセプトに違いがありますので、ご自身のレンタルスペースの利用用途や経済状況に合ったポータルサイトへ掲載しましょう。

なお、手数料は成果報酬型で20~35%のことが多いようです。

ポータルサイト経由で予約が入れば、レンタルスペース貸し出しについて利用者とやり取りすることになります。

レンタルスペース投資を始める時のポイント

レンタルスペース投資で成功するには、立地が重要となります。客が利用しやすいように交通の便が良く駅近の物件を選ぶようにしましょう。

物件が決まった後の設備導入では、「借りたい」と思われる部屋づくりを意識することが大切です。例えば女子会向けのレンタルスペースであれば、女子ウケするインテリアを置くなどの工夫が必要となるでしょう。

そして、ポータルサイトへ自分のレンタルスペースを掲載する際には、綺麗な写真を掲載することが必須です。レンタルスペースの利用を考える方は、立地や料金などのほか、ポータルサイトに掲載されている写真を利用するかしないかの判断材料にします。掲載する写真が集客を左右すると言っても過言ではありません。
自分で写真を撮るのが苦手な方は、プロのカメラマンに写真撮影を依頼しても良いでしょう。

まとめ

今回はレンタルスペース投資についてご説明してきました。
レンタルスペース市場は急拡大していますので、その波にうまく乗れば儲けることは大いに可能です。

しかし、レンタルスペース運営は手間がかかりますし、ある程度の経験やノウハウも必要となります。
「管理に手間がかからない」「副業に最適」「安定した収益が見込める」といった投資をお探しであれば、レンタルスペース投資よりも現物の不動産投資の方が向いているでしょう。
素人には難しいと思われるかもしれませんが、不動産投資は個人でやるにもオススメの投資方法です。
 

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