オルタナティブ投資とは?初心者向けに解説します!

投資に興味がある方は「オルタナティブ投資」という言葉を一度は耳にした事があるのではないでしょうか?
オルタナティブ投資という投資があることは知っていても、どのような投資なのか分からない方が多いことでしょう。
今回は初心者の方でも分かりやすいように、オルタナティブ投資について説明していきます。
オルタナティブ投資とは
オルタナティブ投資とは株式や債券のような伝統的資産以外の資産への投資のことを言います。オルタナティブ(alternative)は「代替可能の」という意味を持っており、伝統資産の代わりに他の資産に投資することを表しています。この意味合いから、オルタナティブ投資は代替投資と呼ばれることもあります。
オルタナティブ投資の種類
オルタナティブ投資は「株式や債券」以外の資産へ投資することですから、その種類は実に様々なものがあります。
オルタナティブ投資の主な種類としては、以下のようなものがあります。
ヘッジファンド
ヘッジファンドは投資家から集めた資金をプロが運用し、そこから得た利益は投資家に還元する仕組みとなっています。
デリバティブや先物など様々な取引手法を駆使し、市場がどのように変化していても絶対的収益を追求することが特徴です。投資家から資金を集めて運用する点は投資信託と同じですが、ヘッジファンドは投資信託よりも運用の自由度が高く、積極的に運用していきます。
不動産
土地や建物などの不動産に投資し、長期間かけて利益を得る仕組みとなっています。アパートやマンション、オフィスビルといった現物不動産へ投資するイメージが強いかと思いますが、近年は少額から投資できるREITや小口化商品も存在します。
プライベート・エクイティ・ファンド(PEファンド)
プライベート・エクイティとは一般的に未上場株、未公開株のことを言います。上場株は伝統的資産ですから、未上場株、未公開株であるプライベート・エクイティ・ファンドはオルタナティブ投資ということになります。
プライベート・エクイティ・ファンドは大きく分けるとベンチャーキャピタル、バイアウトファンド、事業再生ファンド、ディストレスファンドの4種類がありますが、その目的はキャピタルゲインを得る事にあります。
コモディティ
コモディティとは「商品」といった意味の言葉です。コモディティ投資の投資対象は金や銀、プラチナなどの「貴金属」、銅やアルミなどの「非鉄金属」、トウモロコシや麦などの「農産物」、原油や天然ガスなどの「エネルギー」などです。
インフラファンド
インフラファンドとは道路やトンネル、発電所、鉄道、空港などのインフラ(社会資本)に投資するファンドのことで、東証一部市場に上場しているインフラファンドも存在します。
オルタナティブ投資のメリット
分散投資でリスクを軽減
伝統的資産である株式や債券だけに依存していると、市場が低迷した際に大ダメージを受けてしまうため非常に危険です。そこで、伝統的資産のほかにオルタナティブ資産を持っていればリスクを軽減することができます。
さきほどご紹介したように、オルタナティブ投資の投資対象には様々なものがあります。投資家が資産を守るために分散投資する際、異なる種類のオルタナティブ資産に投資していればリスクを軽減できるのです。
伝統的資産と値動きが異なる
オルタナティブ投資は市場変動の影響を受けにくいという特徴が、伝統的資産とは大きく異なります。伝統的資産である上場株式や債券が低迷している場面であっても、オルタナティブ資産は下落耐性が強いと言われています。
市場がどのような状況であっても絶対収益追求型のヘッジファンドなどもあり、市場が低迷していても利益を狙うことができます。
オルタナティブ投資のデメリット
仕組みが複雑
オルタナティブ投資は投資対象や運用方法、仕組みが複雑で、素人が理解することは非常に困難です。オルタナティブ投資について多少知識があったとしても、複数の資産を同時に運用しているファンドもありますので、自分の資金がどのように運用されているのか分からないという事もあります。
オルタナティブ投資で儲けることは可能ですが、その複雑な仕組みを正しく理解できていなければ投資失敗に終わってしまうでしょう。
流動性が低い
オルタナティブ投資の対象となる資産によっては流動性が低いものがあり、自分が換金したいタイミングで換金できないことがあります。
例えば、上記でご紹介した未上場株や実物資産などは流動性が低い投資対象と言えるでしょう。
まとめ
今回ご紹介したオルタナティブ投資を「初めて知った」という方も多いのではないでしょうか。
オルタナティブ投資は株や債券のような伝統的資産よりも複雑な仕組みとなっているため、投資の種類によっては初心者にオススメできないものもあります。
特に、高いリターンが期待できるオルタナティブ投資はハイリスクであることが多いため、投資対象は慎重に検討するべきです。
とはいえ、オルタナティブ投資は市場変動の影響を受けにくく、リスクに備えられる魅力があるのも事実です。
オルタナティブ投資に興味をお持ちでしたら、自分でもできそうなものから始めてみましょう。








