公開日:2020/04/10 最終更新日:2020/04/14

アパート経営・マンション経営はエアコン設置で入居率が高まる?

夏の猛暑、極寒の冬を乗り越えるためにエアコンは必需品です。

今や賃貸物件はエアコン付きが当たり前となっていますが、「設置するのにも費用がかかるし、エアコン設置はしていない」という大家さんも中にはいらっしゃることでしょう。
それで満室経営ができていれば言うことはありませんが、もし空室にお悩みであればエアコンの設置をお勧めします。

今回はエアコンを設置していない大家さん向けに、賃貸経営におけるエアコン設置の効果をご紹介していきます。

エアコン設置のメリット

入居率が上がる

入居者にとってエアコンは「ついているのが当たり前」となっているため、当然ながらエアコンがない部屋よりもエアコンがある部屋の方が入居率は高まります。
そもそもエアコンがない部屋は物件探しの候補から外れてしまうことも多いため、エアコンは必須の設備と言えるでしょう。

賃料を値上げできる

ご自身が所有する物件の周りにもエアコンがない物件が多い場合、エアコンを設置することで相場よりも高い賃料に設定することが可能です。
賃料設定は相場を参考に行うものですが、競合よりも優位な点があれば高めに賃料を設定しても入居希望者は現れます。

同じような物件ですと、エアコンがない物件よりもエアコンがある物件の方が1,000円~2,000円ほど賃料が高くても入居を決める方は多くいらっしゃいます。
エアコン設置には多少の費用がかかりますが、賃料は値上げできますし、長いスパンで考えるとエアコンを設置した方がキャッシュフローはプラスに働くでしょう。

エアコンにかかる費用って?

エアコンの設置費

業者や工事の内容にもよりますが、エアコン1台の設置費用は最低でも5万円ほどかかります。
例えば、エアコンの設置費が5万円と考えると、10部屋にエアコンを設置するのに最低50万円はかかることになります。

また、エアコンを設置するための配管穴やコンセントがない場合には配管穴をあける工事やコンセント増設の工事が必要になるため、追加で費用が発生することも覚えておいてください。

エアコンの修理費

エアコンを使い続けていると、急に動かなくなったり、異臭・異音がしたりすることがあります。エアコンを掃除するなどしても解決できない場合には、業者へ修理を依頼することとなり、修理費が発生します。

修理の内容によって修理費は異なりますが、あまりにも高額な場合は修理するよりもエアコン本体を交換することも検討しましょう。

エアコンの交換費用

「形あるものは必ず壊れる」と言うように、エアコンも使っていくうちに使用不可能になってしまうものです。
新品のエアコンを設置してから10~15年ほどで使用不可能な状態になると言われていますので、そのタイミングでエアコンを交換すると良いでしょう。

エアコンを交換するとなると、元々ついていたエアコンの処分費もかかるため、10万円近く費用が発生することもあります。

エアコン故障時の修繕費は誰の負担?

よく聞く質問として「エアコン故障時の修理費は借主負担なのか、大家負担なのか?」といったものがあります。
結論から言いますと、故障時の修理代などは基本的に大家負担となります。

民法第六百六条では「賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う。」と定めており、借主が使用するエアコンなどの設備の修理費は大家が負担しなければならないのです。

しかし、すべての設備の修理費を大家が負担しなければならない訳ではありません。
以下のようなケースですと、修理費を入居者に負担してもらう事も可能です。

  • 入居者がエアコンを設置した場合
  • 前の入居者が設置したエアコンを使っている場合
  • 入居者の故意過失によってエアコンが故障した場合
  • 簡単な修理(小規模修繕)

このように、入居者に修理費の負担を求められるケースもありますが、修理費の負担を巡ってトラブルが起きないように賃貸借契約で設備の修理費負担について取り決めをしておくと良いでしょう。

まとめ


今回は賃貸経営におけるエアコン設置の効果についてご説明しました。

エアコン設置は空室対策になることに加えて賃料アップも狙えることができるため、キャッシュフローをプラスにするには非常に有効な方法です。

エアコン設置をする際には、費用や性能だけでなく、部屋に合ったサイズを選ぶことがポイントです。長く賃貸経営をして安定した収入を得たいとお考えの大家さんは、ぜひエアコン設置を検討してみてください。

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