不動産投資が生命保険の代わりに!~団体信用生命保険の仕組みを徹底解説~

「不動産投資が生命保険の代わりになる」とはよく言われる事ですが、そう聞いただけでは一体どのような仕組みで生命保険代わりになるのか分からないかと思います。
今回は、不動産投資が気になっている方向けに、不動産投資が生命保険の代わりになる仕組みを分かりやすく解説していきます。注意点もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
不動産投資が生命保険の代わりになる仕組み
生命保険は死亡保険や医療保険、介護保険、生存保険など様々な種類があり、いずれも被保険者が不測の事態に陥った際、ご自身やその家族を金銭面で助けてくれるお守りのような存在です。
公益財団法人 生命保険文化センターが公表した「平成30年度『生命保険に関する全国実態調査』」によると、個人年金保険を含む生命保険の世帯加入率は全生保で88.7%となっており、ほとんどの方が生命保険に加入している事が分かります。
基本的に個人の判断で生命保険に加入するのですが、数多くの保険商品から加入する保険を選ぶ際に、不動産投資を生命保険の代わりにするという選択も出来ます。
不動産投資は投資物件を購入して運用し、収益を得る投資方法です。不動産を所有しているため、万一の時には売却をして得た売却益が保険の代わりになりますし、不動産を購入する際に多くの方が加入する「団体信用生命保険」が保険の代わりになるのです。
団体信用生命保険とは
団体信用生命保険とは、契約者に万一の事があった場合に、保険金によって保険会社が契約者の代わりにローンを返済する制度の事です。
不動産投資を目的に不動産を購入する時、あるいはマイホームを購入する時にローンを利用する場合、団体信用生命保険への加入が条件となっている事が普通です。そのため、ローンを利用して不動産を購入する方のほとんどが団体信用生命保険へ加入する事になります。
保険会社によって内容は多少異なりますが、基本保障のみ(通常の団体信用生命保険)か、それに特約を付けた物のどちらかを選択します。
基本保障
先述しましたが、団体信用生命保険はローン契約者が死亡・所定の高度障害状態になった際に保険金によって契約者の代わりに残りのローンを返済する制度です。これが団体信用生命保険の基本保障で、いわゆる「通常の団体信用生命保険」と言えます。通常の団体信用生命保険であれば、ローン金利に保険料が含まれているため別途保険料を支払う必要はありません。
特約
通常の団体信用生命保険にはローン金利を上乗せすることで特約が付けられます。代表的な特約は以下の通りです。
(※保険会社によって特約の詳細は異なります。)
がん保障
所定のがんと診断された場合、保険金によって住宅ローンが完済される保障内容です。
3大疾病保障
「がん・脳卒中・急性心筋梗塞」のいずれかで所定の状態になった際、保険金によって住宅ローンが完済される保障内容です。
8大疾病保障
「がん・脳卒中・急性心筋梗塞・高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎」のいずれかで所定の状態になった際、保険金によって住宅ローンが完済される保障内容です。
団体信用生命保険に入れないケース

団体信用生命保険へ加入するためには、保険会社に健康状態を告知しなければなりません。契約者に万一の事があった場合、保険会社には保険金を支払う義務が発生するため、告知で健康状態に問題がある方は団体信用生命保険へ加入できないようになっているのです。
ただし、健康状態が少しでも悪いと加入できないわけではなく、加入可否は各保険会社の基準で判断されます。がん等の重い病気を患っているならば加入は難しいですが、健康状態に多少の不安がある場合でも加入できる可能性がありますので、1度申込してみる事をお勧めします。
- 身長と体重
- これまでに悪性新生物・上皮内新生物と診断されたことがあるか
- 過去5年以内に7日以上の入院、または手術をしたことがあるか
- 直近3ヶ月以内に医師による診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか
- 現在、妊娠しているか
告知で健康状態に何かしらの問題があった際には、告知書に加えて健康診断書の提出や医師による診査が必要になるケースもあります。
保険に加入したいからと虚偽の告知をする方がいらっしゃいますが、それは告知義務違反になります。
告知義務違反が発覚した場合には保険契約が解除される、保険金が支払われない等の処置をとられますので、ありのままの健康状態を告知するようにしてください。
まとめ
投資物件の購入のために融資を受けると、基本的には団体信用生命保険へ加入する事となります。不動産投資は賃貸経営で安定した収益が得られるうえ、万一の時には残された遺族やご本人の金銭的な負担が軽減される仕組みとなっているのです。
ローンを利用して不動産投資を始める事はすなわち、加入する生命保険が増えるという事です。団体信用生命保険へ加入した方はそれまでに加入していた生命保険の見直しを行いましょう。








