公開日:2020/05/13

不動産ブローカーに要注意!知られざる手口とは?

不動産ブローカーと聞いたら、その実態が分からなくとも「詐欺なのでは?」「うさんくさい」などとイメージする方が多いのではないでしょうか?

健全に不動産取引を行っているブローカーもいますが、悪質な手口で客から金銭を巻き上げるブローカーがいるのも事実です。

そこで今回は不動産ブローカーに騙されないために、不動産ブローカーが用いる手口をご紹介していきます。

不動産ブローカーとは?

簡単にご説明しますと、不動産ブローカーとは宅地建物取引業の免許を持たずに不動産取引を行う者のことです。

不動産売買には宅建業の免許が必要となりますので、不動産ブローカーは宅建業の免許を持った不動産業者を間に入れて契約を締結させます。
ほとんどの不動産ブローカーはこのように顧客を不動産業者に紹介し、その紹介料を得るといった手法を用いています。

不動産ブローカーは宅建業免許をもっていないので、客はトラブルが発生した際に宅建協会に相談したり、供託金から補償を受けたりすることができません。また、反社会的勢力は宅建業免許を取ることができないため、反社会的勢力である可能性もあります。
不動産ブローカーと不動産取引をするにはリスクが大きいため、不動産の購入・売却をお考えの方は、信頼できる不動産会社に依頼することを強くお勧めします。

不動産ブローカーの情報源

不動産ブローカーが報酬を得るためには物件情報などが必要となりますので、不動産ブローカーは人脈を駆使してそれらの情報を手に入れます。

例えば、地場の不動産会社や住宅メーカー、デベロッパー、弁護士、地主、地元議員、同業ブローカーなど…人脈は多岐にわたります。

不動産ブローカーの報酬相場

前述したように、不動産ブローカーは不動産業者に客を紹介することで報酬を得ています。ここでは分かりやすく、「仲介手数料」と覚えておけば良いでしょう。

不動産業者が客から受け取る仲介手数料の上限は<売買価格×3%+6万円>と決まっており、不動産ブローカーはその仲介手数料の一部を受け取ることになります。

報酬相場は不動産ブローカーのスキルや業務負担量によって異なりますが、客を紹介しただけですと10~30%ほど、不動産取引に関わる働きをした場合には50%以上の報酬を受け取るケースもあるようです。

不動産ブローカーの手口

売り逃げする

不動産ブローカーの収入源は基本的に、不動産会社から受け取る紹介料となっています。
しかし、「不動産取引をさせるため、客を騙す」ことで別の角度から収入を得るブローカーも存在します。
例えば住宅が建てられない土地を「住宅が建てられる」と偽ったり、「このマンションは絶対に儲かる」などと騙したりすることがあるようです。

そして、客が不動産会社と取引をして報酬を受け取ったら行方をくらまします。

高額なコンサルティング料を請求

収入源を増やすために、不動産会社だけでなく客からもコンサルティング料をとる不動産ブローカーも存在します。
大したアドバイスやコンサルティングをしていないのに高額なコンサルティング料を騙し取るブローカーもいますので、おかしいと思ったら弁護士などに相談するようにしましょう。

手付金詐欺

客から手付金を受け取ったら姿を消す「手付金詐欺」の手口もあります。
客からすると手付金を奪われた挙句、お目当ての不動産も購入できなくなってしまうためマイナスしかありません。
不動産ブローカーが手付金を騙し取る際には領収書や契約書を持参しないことがありますので、何も書類を提示されなければ警戒するようにしてください。

まとめ:不動産会社からの購入がベスト

免許を取り消されたり、反社会的勢力であったりと…訳ありの場合は宅建業免許を取ることができないので、不動産ブローカーで信用できる方は少ないと言えます。

冒頭でもご説明しましたが、宅建業免許がなければトラブルが発生した際に宅建協会に相談したり、供託金から補償を受けることができません。
不動産ブローカー経由で不動産取引をすると、何の保証もないため非常に危険なのです。

不動産の購入・売却をお考えの方は、宅建業免許をもっている正規の宅建業者に依頼しましょう。
各都道府県庁にある宅地建物取引業者名簿や、国交省の宅建業者等企業情報検索システムで確認することができます。

不動産は大きな買い物ですので、失敗しないよう信頼できる不動産会社をパートナーにすることが大切です。

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