公開日:2020/11/21

基準地価と公示地価はどう違う?土地の適正価格を調査しよう

土地売買において重要なのは土地の適性価格を知ることですが、何を参考にすれば良いのでしょうか?
今回は土地の適性価格を知るための指標である「基準地価」と「公示地価」の違いについてご説明いたします。

公示地価とは

公示地価とは、地価公示法に基づき国土交通省の土地鑑定委員会が毎年公表する土地の評価額のことを言います。
正式名称は「地価公示価格」ですが、公示地価、公示価格とも呼ばれています。
簡単に説明すると、公示地価は一般的な土地取引を行う際に、その価格が標準的であるか確認できる指標です。

公示地価は土地の1平方メートルあたりの価格となっており、毎年1月1日時点での土地価格を評価し、その年の3月末頃に公表されるようになっています。

評価対象となる土地は主に都市計画区域内の「売買が成立すると認められる価格の土地」となっていますので、土地の売買をする際に公示地価は非常に参考になるのです。

基準地価とは

基準地価とは、国土利用計画法に基づき都道府県が毎年公表する、土地の評価額のことを言います。
基準地価と呼ばれることが多いですが、正式名称は「基準地標準価格」です。

基準地価も土地の1平方メートルあたりの価格となっており、毎年7月1日時点での土地価格を評価し、その年の9月下旬に公表されるようになっています。

評価対象となる土地は都市計画区域内外を問いませんが、基準地価は公示地価を補完するためのものなので、一部の基準地は公示地価と同じ地点を選ぶようになっています。

基準地価と公示地価の違いとは

基準地価と公示地価は調査時期や公開日、公開元、評価方法などに違いがあります。

両者の違いで最も大きいのは土地の調査時期でしょう。基準地価は7月1日時点、公示地価は1月1日時点で評価された土地の価格です。
地価は1年で変動することもありますから、公示地価を補完するために1年の半ばである7月に基準地価が存在するのです。

その他の違いである公開元、評価方法に関しては、基準地価は1つの土地に対して1名以上の不動産鑑定士が調査して都道府県が公開、公示地価は1つの土地に対して2名以上の不動産鑑定士が調査し、国土交通省の土地鑑定委員会が公開します。

基準地価と公示地価の調査方法

土地の基準地価と公示地価はどちらも、国土交通省が運営するWEBサイト「土地総合情報システム」で確認することができます。

基準地価と公示地価は土地の標準価格であり、実際に土地が売買された価格(実勢価格)ではありません。
基準地価と公示地価そのものが実際の売買価格になるわけではありませんが、土地売買をする際には非常に参考になることでしょう。

ただ、実際の土地売買では買主や売主の要望、景気、土地の特性など様々な要因によって取引価格が決まりますので、基準地価と公示地価と大きく異なる価格になることもあると覚えておいてくださいね。

まとめ


今回は基準地価と公示地価の違いについてご説明しました。

土地取引では大きな金額が動くため、土地取引をする際には土地の適性価格を知っておく必要があります。今回ご紹介した基準地価と公示地価は、その土地価格が標準的か確認できる指標となりますので、必ず確認するようにしてください。
土地の評価価格を知れば、スムーズに土地取引できることでしょう。

ただ、実際の土地取引は何が起こるか分かりませんので、初めて土地取引をする方は基準地価と公示地価を参考にしつつ、不動産会社など専門家に相談しながら進めることをオススメします。

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