公開日:2020/07/27

不法投棄された自転車は、大家が撤去しても良い?

自転車の不法投棄数は非常に多く、駅前や道路、公園、私有地など、ありとあらゆる場所で見かけます。そのため、マンションやアパートの駐輪場に自転車を不法投棄された経験がある大家様も多いかと思います。

では、不法投棄された自転車は誰がどのように撤去すべきなのでしょうか?
今回は、大家さんの「不法投棄された自転車は撤去しても良いのか?」といったお悩みにお答えしていきます。

今回のお悩み:敷地内に不法投棄された自転車はどうするべきか?

敷地内に自転車が不法投棄されています。早く撤去したいのですが、大家が勝手に撤去して良いものなのでしょうか?

駅に近いなど、立地が良い物件は第三者に無断駐輪されたり、不法投棄されたりしやすいようです。
今回は、賃貸物件の敷地内に不法投棄された自転車の撤去方法についてご説明します。

ステップ①入居者に撤去通知

敷地内に自転車があっても、不法投棄されたものだと決めつけてはいけません。入居者以外の第三者が不法投棄したと思って撤去したら、実際は入居者の自転車でトラブルに発展してしまう可能性があります。

そのため、全入居者に自転車を撤去すると通知しておく必要があります。全員の目に留まるよう、掲示板に撤去通知を掲示したり、ポストに投函したりします。
また、不法投棄されている自転車にも撤去通知を貼り付けておくと良いでしょう。

撤去通知には「●月●日までに持ち主が見つからない場合は撤去します」など、期間を記載しておくことがポイントです。一般的には2週間〜1ヶ月ほどの期間を設けることが多いようです。

ステップ②写真で証拠を押さえる

不法投棄されたとはいえ、他人の所有物を勝手に処分したらトラブルに発展する可能性がありますので、写真で証拠を残しておくことが大切です。

自転車や防犯登録、撤去通知などを撮影し、きちんと警告したうえで撤去したと主張できるようにしておきましょう。

ステップ③警察に連絡

通知した期間を過ぎても自転車が放置されている場合には直ぐ撤去したくなるかもしれませんが、必ず管轄の警察に連絡をし、自転車の防犯登録から盗難自転車かどうかを確認しなければなりません。

盗難自転車の場合は警察が引き取ってくれますし、防犯登録がされていれば所有者を割り出し、連絡をとってもらえます。所有者と連絡がとれなければ、警察と話し合って対応を決めることとなります。

ステップ④撤去する

防犯登録がされておらず所有者が分からないものは、ステップ①、②を踏んだうえで撤去することが望ましいです。

粗大ゴミとして処分するほか、不用品回収に出す方法もあります。
自治体によって処分費に差はありますが、1台500~700円が相場となっています。粗大ゴミとして出した場合と不用品回収として出した場合の費用を比べて、処分費が安い方を選ぶと良いでしょう。

まとめ


今回は、敷地内に不法投棄された自転車の撤去方法についてお答えしました。

不法投棄された自転車や放置自転車を処分すると、後々所有者が現れてトラブルになる可能性もありますので、撤去通知をしたり警察に相談したりして対応した証拠を残しておくことが重要です。

トラブルを恐れて放置してしまう大家様もいらっしゃいますが、放置自転車をそのままにしておくと更に不法投棄が多くなることもありますので、然るべき対応をするべきです。

そして、撤去後には今後不法投棄されないよう対策します。
例えば、「住民以外の自転車は“放置自転車”として撤去します」などの張り紙を駐輪場に張り出せば抑止力になります。

駅や商業施設が近いなど立地が良い物件は無断駐輪されやすいため、そういった物件を所有する大家様は警告文を貼るなど対策することをオススメします。
また、自分一人で悩むのではなく、管理会社と一緒に対策を考えるようにしましょう。

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