賃貸アパートにシロアリが発生…!駆除方法を解説します!

アパートを所有する大家が遭遇する可能性があるのが「シロアリ」です。
シロアリは木材を食べるため、木造アパートにシロアリが発生すると大切なアパートがボロボロになってしまうことも…。
シロアリ被害は賃貸経営に支障をきたしますので、シロアリを見かけたら駆除しなければなりません。
今回は、賃貸アパートにシロアリが発生したときの駆除方法についてご説明していきます。
シロアリが及ぼす影響とは?
名前からして白い蟻をイメージする方も多いのですが、シロアリは茶~黒色で、アリとは食性や生態が異なり、どちらかと言うとゴキブリの仲間と言えます。
シロアリの中には羽つきのものもいて、日本国内では主に「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」が目撃されます。
ヤマトシロアリとイエシロアリは木材を食い散らかすため、所有するアパートにこれらのシロアリがいると床下部分や柱、壁を食べられて建物の強度が下がってしまいます。
シロアリ被害が進むと建物が倒壊する恐れもありますので、シロアリを発見したら一刻も早く駆除しなければなりません。
アリは小さいので被害が少ないように見えますが、シロアリは数万~数十万匹で巣をつくるため、甚大な被害をもたらすのです。
シロアリの特徴
ヤマトシロアリ
- 北海道北部を除き、日本全土に生息
- 体長:4.5~7.5mm
- 湿った環境を好む
- 4~5月にかけて飛来
- 1万〜5万匹で巣をつくる
- 水回りを中心に被害を及ぼす
- シロアリ被害の9割がヤマトシロアリによると言われる
イエシロアリ
- 千葉県以西の本州南岸、南西諸島、小笠原諸島に生息
- 体長:6.5〜8.5mm
- 砂質土壌を好む
- 6月~7月にかけて飛来
- 10~50万匹で巣をつくる
- 地上から屋根裏まで甚大な被害を及ぼす
シロアリの駆除方法
シロアリが出たら、入居者ではなく大家が駆除をしなければなりません。
被害状況によっては自分で駆除することも可能ですし、プロに依頼した方が良いケースもあります。
毒餌をまく
シロアリが好む成分を含む「ベイト剤」と呼ばれる毒餌をまき、毒餌を食べさせたり体に付けたりした状態で巣に戻らせます。毒餌が巣に持ち込まれると巣の中にいる他のシロアリにも毒餌を拡散できますので、巣ごとシロアリを駆除することができます。
毒餌はシロアリが見つけられるような場所に設置しなくてはいけませんので、設置箇所には注意しましょう。シロアリが通る「蟻道」や土の上、地中に埋めるようにしてください。
シロアリ駆除用の毒餌(ベイト剤)は駆除するのに時間がかかりますが、市販されていて簡単に入手できますし、安全性も高いため試してみる価値はありそうです。
シロアリ専用の薬剤を使う
シロアリ駆除用の薬剤には液剤や粒剤など、様々な種類があります。薬剤によって駆除用か予防用などの効果は異なりますので、目的に応じたものを選ぶようにしましょう。
シロアリ専用の薬剤も市販されているため簡単に手に入りますが、広範囲に散布すると高額になってしまいますので、業者に依頼した方が割安になるケースもあります。
プロに依頼する
シロアリ駆除を専門としている業者に依頼すれば、巣ごとシロアリを駆除できます。駆除方法や費用はシロアリ被害の状況や業者によって異なりますので、まずは複数社を比較して考えるようにしてくだい。
業者のなかにはシロアリ駆除のほか、シロアリ予防や定期点検などを無償で行ってくれるところもありますので、サービス面もしっかりと見比べたいところです。
シロアリ駆除の注意点

今回は、賃貸アパートにシロアリが発生したときの駆除方法についてご説明しました。
シロアリ駆除の費用は大家が負担することが基本となっていますが、「入居者がシロアリに気付いていたのに大家に知らせず被害が深刻化した」といったケースや「入居者が段ボールや木材などを放置してシロアリが発生する原因をつくった」といったケースであれば、入居者にシロアリ駆除の費用を請求できる可能性もあります。
シロアリ駆除の費用は駆除が終わってから考えるとして、シロアリはアパートの資産価値を下げるほか、入居者の生活をも脅かしますので、見かけたらすぐに駆除する必要があります。
今回ご紹介したように自分でシロアリ駆除をする方法もありますが、素人が駆除するとかえって巣を拡大させてしまったり、完全に駆除できなかったりする可能性も大いにあります。
シロアリ駆除の知識や経験がある大家さんは自分で駆除しても良いかと思いますが、そうでない方は業者に依頼するのがベストでしょう。








