土地内に電柱がある場合の電柱敷地料はいくらになる?

電柱は道路に立っているものですが、所有地に電柱が立っていることもあります。
この場合、土地の所有者はどれほど敷地使用料を受け取れるのでしょうか?
今回は、土地内に電柱がある場合の電柱敷地料についてご説明します。
今回のお悩み:電柱が土地内にある場合、使用料をもらうことはできる?
購入を検討しているアパートの敷地に、電柱が立っています。電柱があると邪魔なので購入を迷っているのですが、使用料によっては購入したいと思っています。
電柱が土地内にある場合、どれほど使用料をもらうことができるのでしょうか?
敷地内に電柱があると、購入するか悩んでしまいますよね。
使用料については、どの電力会社でも共通の金額となっています。
以下では、電柱敷地料の金額に加え、所有地に電柱があるメリットやデメリットなどもご紹介していきます。
所有地に電柱があるメリット
所有地に電柱がある最大のメリットは、電柱敷地料を受け取れることです。
また、敷地内に電柱がある家を購入する際には、価格交渉しやすいのもメリットでしょう。必ずしも値引きされるとは限りませんが、交渉してみる価値はあります。
電柱敷地料とは
九州電力では電柱敷地料について以下のように説明しています。
電柱敷地料とは、当社がお客さま敷地内に電柱等を設置させていただく際に、お客さまにお支払いする敷地借用料金で、電柱等の設置に際しては、お客さまから「承諾書」という形でご承諾をいただいています。
引用:九州電力
所有地に電柱があるデメリット
電柱敷地料を受け取れるメリットがある反面、所有地に電柱があることで様々なデメリットも生じます。
所有地に電柱があるデメリットには、以下のようなものがあります。
- 景観が悪くなる
- 保守点検のため、敷地内に作業員が入ってくる
- 車が出し入れしにくくなる
- 資産価値が下がることもある
- 鳥などの糞が落ちてきやすい
- 電柱の影がかかる
電柱敷地料をもらうためにすること
敷地内に電柱があっても自動的に電柱敷地料が振り込まれるわけではありませんので、手続きをする必要があります。
土地の所有者が電力会社に連絡すると契約書が送付されてきますので、氏名や振込口座などを記入して返送してください。すると、電柱敷地料が振り込まれるようになります。
電柱敷地料はいくら?
電柱敷地料は土地の種類によって異なりますが、どの電力会社でも共通の金額となっています。
九州電力の公式サイトでは、電柱敷地料について以下のように記載しています。
電柱敷地料単価
電柱、支線など(1本あたり)
| 田 | 畑 | 宅地 | 山林等 |
|---|---|---|---|
| 1,870円/年 | 1,730円/年 | 1,500円/年 | 215円/年 |
支払い方法
電柱敷地料についてはどの電力会社でも共通ですが、支払方法には差があります。
例えば九州電力では原則として年に1回電柱敷地料が指定口座に支払われますが、東京電力では3年ごとに3年分の電柱敷地料が一括で指定口座に支払われます。
電力会社の支払方法は予めきちんと確認しておきましょう。
拒否や移設はできる?
敷地利用の関係で電柱が邪魔になる場合、敷地内に新しく電柱を立てることを拒否したり、移設したりすることは可能です。
もともと敷地内にあった電柱を敷地内に移設するのであれば応じてもらいやすく、費用も一部負担ですみます。
ただ、敷地内の電柱を敷地外に移設する場合は近所トラブルが起きる可能性もありますので、電力会社とよく相談することが大切です。
まとめ

今回は土地内に電柱がある場合の電柱敷地料についてご紹介しました。
所有地に電柱がある場合は、申請さえすれば使用料として「電柱敷地料」を受け取ることができます。
ただ、電柱敷地料自体は年間1,500円ほどでメリットは大きくないため、物件を選ぶ際には使用料ではなく利便性で選ぶことをオススメします。








